変えるべき日本のアパレルの未来

2011-02-23




アパレルは女性社員が多い割に、管理職は少ない。


他の業界より労働環境の考え方が古く固執している。
  中小企業の残業過多。川上川中の低賃金。育児制度の不整備。


東南アジアへの店舗展開が遅く、進出の好機を逃している。
 香港のI.Tとの提携のように、仲介となるパートナーを各国に探すべき。


環境問題への意識が一部の大企業をのぞいて全体的に低い。
 中小工場まで行き渡っていない。


東京コレクションに欧州・米のバイヤー・ジャーナリストが集まっていない。
  発信力が弱い。



人民元の高値更新、中国工場の人手不足他の要因に伴い、中国生産から
 人件費の安価なバングラデシュ、ベトナム、インドネシアに生産を移行するも
 生産に間に合わず日本国内に生産を振り分ける多くの企業の在り方。





 特に
 こうなることは何度も言うけれど最初からわかっていたはずです。


価格競争に無謀に参画し、日本の技術ある工場を閉鎖に追い込み
他国で作れないのを外部責任にしては弱体化した国内工場に無理強いをする。
高品質と伝統に拘って、大切に国内技術を支えていたブランドが
生産キャパシティのため弾き出される。


例え、何十年先だとしても、どの国でも現状の賃金では生産できなくなったとして
一旦、下げた価格をどう維持するのでしょう。
消費者に 「物価が高騰しまして、株式市場の影響で、、」と言い分けするのでしょうか?
工場に 「相場はこうなのだから、、」と低工賃をずっと押し付けるのでしょうか?



その場しのぎでない答え、解決策を見つけたい。


私がこのファッション業界でいられるのは、後 長~くて35年かな。
まずは、10年後までに少しでも変えたい。変わっていて欲しい。
~以上 ちいさい存在の大きな独りごと!!